先日、弊社の新社屋のお祝いに、わざわざ宮城県、仙台から南方の鹿児島、西谷工業に、株式会社のスイコーの澤口社長がお越しくださいました。
先日、弊社の新社屋のお祝いに、わざわざ宮城県、仙台から南方の鹿児島、西谷工業に、株式会社のスイコーの澤口社長がお越しくださいました。
先日、弊社の新社屋のお祝いに、わざわざ宮城県、仙台から南方の鹿児島、西谷工業に、株式会社のスイコーの澤口社長がお越しくださいました。
今回、澤口社長が来社することを前日に聞いていましたので、社長とお会いする前に少しばかりの情報を仕入れておこうと。
住宅リフォーム・リノベーション 「スイコー一級建築士事務所」という、澤口社長の会社のホームページを拝読することにしてみましました。
私が拝読したのが、以下のページです。
↓ ↓ ↓
いや~すごすぎました。
何に驚いたのかと言えば、社長のポテンシャルです。
まずホームページで、代表取締役「澤口 司」さんの経歴を覗いてみることにしました。
スイコー株式会社は、新築・リノベーション・不動産売買仲介など、家のことならほぼほぼやりますよというような会社です。
そんな会社を30年近く引率されてきた澤口社長の経歴は
。
一級建築士
宅地建物取引士
2級ファイナンシャルプランニング技能士
いち1人の人間が、1つでもこのような難関資格を強く決心して取得しようと思えば。
多くの時間と労力を要し、ともすれば一生を捧げて挑戦するかもしれない難関資格をいくつも取得されている方でした。
また、どれほどお侍さん(士)なんだと、驚嘆致しました。
これほどの資格を有し、会社を担っているこの方とはいったいどんな方かと、興味を持った僕は。
自然に招かれるかのように、社長の書かれているブログに引き込まれていきました。
そしてそのブログに書かれている多くは。
現在、自分の感じることや、多くの書評が書かれていました。
そのブログによると、年間200冊の読書を目標を自ら掲げ、さらにそれを有言実行されている方でした。
本当にすごいと思いました。
ちなみに日本人の平均年間読書量は、12~13冊と言われています。
その中でも経営者の年間読書量は50冊程度と、日本人平均の読書量よりも多く。
年間読書量が100冊を超える経営者はわずか数人だと言われています。
そしてその年間100冊近くを読破される社長さんの多くは、部下に任される仕組みができている経営者ほど、本を多く読む傾向があるそうです。
そんな仕組みがしっかりと出来上がっている会社の社長さんであっても、年間本を読む冊数は100冊、100冊という数字もすごいのですが。
しかし澤口社長はさらにその倍の、200冊読むというのは並外れてすごい数字だということは、このブログをお読みの賢明なあなたならお分かりだと思います。
さらに個人的に一驚を喫したことは、そのブログの更新頻度です。
株式会社スイコーのホームページの中から、社長のブログを開くと、すぐに昨日書かれたブログ記事が目に飛び込んできました。
なんと澤口社長は、平均週二回のブログ記事を執筆していました。
年間200冊の読書量もすごいことですし、さらに一冊の本を読むということはとても時間を要するものです。
さらに社長自らブログをずっと何年も変わることなく、コンスタントに週2回ペース以上の更新を続けている方は、なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?
この記事を書いていて恥ずかしいのですが、実はブログ執筆というのは、本当に骨の折れる作業でして、思った以上に大変なんです。
なにせ社長のブログというのは、多くの場合において、社員や誰も更新状況を干渉しませんので、あくまで自分自身の問題なんです。
そのため途中で挫折して、多くのブログ更新が止まっている場合が多いんです。
ここまでホームページを拝見して、本当に自分に対しての約束事を守れる方なんだなと強く感じ興味を持ちました。
多くの経営者とは、時間がないというのが通説でしょうが、澤口社長はその中でも、自分との約束を守れる人間なんだということが分かったからです。
どのようにすればそのような濃厚な人生を送ることができるのでしょうか?
時間がない、時間がないと常に口癖のように言っている自分が恥ずかしくなってきます。
実際にブログで書かれている書評の多くは、名だたる文豪の歴史小説を中心とした書評が多くありました。
その拝見したブログの中に、池波正太郎のお話もありました。
実は僕も若いころに、池波正太郎の数冊のエッセイに、薫陶を受け、美食とは何かを。
池波正太郎の哲学をもとに書かれた大人びたエッセイに、背伸びして読んだ経歴があります。
これは共通の話題があったと、ひざを叩き。
お越しの際は、ぜひ池波正太郎の話と、なぜブログの更新をずっと続けることができるのか?
また自分自身の管理をどのようにされているのか?
それを突き動かせる原動力は何なのかを、直接お会いしてお話させていただくことを楽しみにしていました。
そして当日を迎え、用意していた弊社のウェルカムボードに、歓迎の旨を伝える文章をしたため。
弊社事務所の一番目立つ入口前に飾り、準備万全で到着を待ちました。
そしてしばらくすると、実物の澤口社長と弊社の代表西谷と一緒にお見えになりました。
到着するや否や、すぐさま代表西谷から僕が呼ばれ、澤口社長の近くに座るように僕を招き入れてくれました。
僕は名刺を交わし軽く挨拶をすませると、お互い席に着き。
ぎこちないままに、いきなり池波正太郎の話を始めたのですが。
社長はいやな顔せず、僕の記者会見ばりの質問攻めに、落ち着いて答えてくれました。
最初は本の話から始まり、だんだんと仕事の話になっていきました。
ただ実際にお会いして直接聞いてみると時代小説だけではなく、読まれている本の種類は。
哲学書から始まり、歴史小説、ビジネス書と多岐にわたる様々なジャンルの本を読まれている、かなりの読書家でもありました。
そして話題はそのまま仕事の話へと進んでいき、仕事に対しての社長の哲学から、心構え、会社がお客さんに対しての在り方。本当に包み隠さず、お話していただきました。
そのお話の中に共通して常に感じることが、澤口社長が見据える中長期の視点がありました。
社員や会社を引率をしていく上で、常に仮説を立てて事業計画をしているのです。
よくアブダクションという思考法と呼ばれているのですが。
これまでの帰納法などのように、ルールや法則からの発想から物事を当てはめて結果を導き出すという考え方よりも。
一つの課題に対してどんどん仮説を立てて検証していく経営手腕を持っている方でした。
今の時代は、不確実性や複雑性が増した社会では、これまでの個別の事実を証明する方法を待っていては、環境の変化に取り残されてしまいますし。
それでは遅すぎると言えそうです。
また、そもそも個別の事実を完全に証明できる方法がないことも増えてきていると言われています。
我々の業界でも、材料の高騰や、商品の未入荷など環境の変化が著しく、不確実性要素が高まっている環境下にあります。
弊社の代表西谷もそうですが、この澤口社長も、不安定な時代でも、まずは仮説を立て素早く動き臨機応変に対応していくことこそが。
早く目標に到達できていることを経営者である二人は肌で感じているかのようです。
そして仕事の話では、澤口社長のお話の内容から、一冊の本が僕の頭に浮かびました。
読書家である澤口社長に、僭越ながら僕の頭の中に浮かんだ一冊のその本をご紹介しましたが、とっくに読まれていました。
さすが、年間200冊を読破する社長さんです。
その変わりとご紹介していただいたのが、「ジェネレーター」という本です。
その本の中に、「つら楽しい」というワードがあるそうです、それを宿題としていただきました。
仕事とは「つら楽しい」んだと、おっしゃっていました。
この瞬間はつらいけど、それを乗り越えた未来は楽しい。
まるで登山やマラソンを楽しむ心持のような言葉なのでしょうか?
僕も少しばかり読書をしますが、今年になって30冊程度でしょうか?
でも明らかに、今までよりペースが落ちています。
僕の最近の読書目標は実践!!
100読は、一実践に如かず!!
というテーマで今年は、かなり実践的な本を読んでいます。
何か一冊読んだら、一つだけでもいいので簡単ですぐできるようなことから実践するようにしています。
体系立てて書かれている本があれば、なるべくすべて実行するようにして。
理解度が浅ければ何度も読み返して、実践するのがこんなに億劫なのかと感じることもあります。
だからかなり読書ペースは落ちるのですが、澤口社長のようなストイックさが足りていないんですね。
まだまだ僕には「つら楽しい」という境地を楽しめていません。
なぜなら、澤口社長の名刺には、特技趣味の欄に。
起床 AM3:43
読書 200冊/年
ゴルフ
と小さく書いてあります。
仕事は「つら楽しい」・・
近々、ジェネレーターを読んで、僕も「つら楽しい」という悟りの境地に近づいてみようと思います。
最後になぜそれほどブログを頻繁に更新することができるのですか?
そしてそこまですべてのことに突き動かさせる、原動力となる源とは何ですか?
と尋ねました。
すると澤口社長は。
「10年、20年後の会社のためだよ。」
「もし僕がいなくなっても、少しでも会社のみんなが困らないためだよ。」
と答えてくれました。
やはり、常に中長期的な視点に立って、仮説を立てながらストイックに動いて修正する。
今の時代に成功する経営者なのだと、改めて勉強になりました。
本当に澤口社長には、有益なお話を包み隠さずたくさんしていただきましたが、ここではお話しできないのが残念です。
わざわざ宮城県からここまでお越しくださいました、澤口社長には、本当に感謝申し上げます。
そして最後までお読みいただきありがとうございます。
新町