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スタッフブログ

マスキングテープのカモイ職人図鑑取材は人と人の粘着力!

6月24日、西谷工業に、取材依頼を受けました。

 

 

この取材依頼を受けたのは。

 

 

塗装現場で使うマスキングテープの大手メーカー、カモ井さんか依頼を受けました。

 

 

このメーカーはカモ井さんこと、【カモ井加工紙株式会社】は、創業90年と歴史の古いマスキングテープの大手メーカーさんです!

 

 

塗装をするときに、塗ってはいけない場所や、塗装で汚れないように、予め塗装の浸食をテープを貼って保護していきます。

 

 

それが主に塗装で使われるマスキングテープの役割です。

 

 

普通のテープと違って、マスキングテープは貼るためではなく、剥がすために作られているので。

 

 

テープが剥がしやすく、かつテープを剥がした後に、テープの糊が残りません。

 

 

それが普通のテープとマスキングテープとの違いです。

 

 

さらにこのカモ井さんは、従来のマスキングテープに綺麗なマスキングテープや可愛いマスキングテープを作り。

 

 

プレゼント用のラッピングや手紙の装飾に使われる、文房具的なところにまで、新たに市場を拡大しています。

 

従来のマスキングテープのポテンシャル以上に、大きな市場を伸ばして業績を目まぐるしく伸ばしている会社なんです。

 

 

その業者さんが、職人図鑑という特集を組んで。

 

日本全国で活躍する職人さんの人生や仕事の取り組み方を取り上げ紹介している、職人一人ひとりの人生を集めたプロファイル。

 

それが職人図鑑という特集です。

 

その職人図鑑への白羽の矢が西谷工業に立ちました。

 

取材日は、6月24日、朝10時です。

カモ井職人図鑑の取材の打ち合わせが始まりました。

さて時間は定刻を回って、カモ井の取材メンバーがやって来て、私たちは思わず舌を巻きました。

 

カモ井の取材メンバーは、これって全国放送のテレビ取材なのって思うくらいの、立派な撮影クルー。

 

人数が半端ないんです。

 

さすが儲かっている、勢いのある会社は違うなと、改めて感じさせられました。

 

カモ井の撮影メンバーと軽く挨拶を交わすと、昨日九州に入って、昨日は熊本で取材をして、昨日のうちに鹿児島に滞在していたそうです。

 

結構取材慣れしている様子で、まったく旅の疲れを感じさせることなく、元気に挨拶を交わしてくれました。

 

 

まずは、取材前の打ち合わせ。

 

取材の全体の流れと段取りの打ち合わせに入ります。

 

取材前の打ち合わせは、どのように話が進んでいくのかまだまだ不明確で。

 

少し空気がピリッとした空気の張りつめた状態でスタートしました。

 

 

取材が始まりました。

程よく取材の打ち合わせも済ませ。

 

いよいよ職人図鑑の取材が始まりました。

 

まだ取材は始まったばかり、社長の目の前にいる方が、今回の取材のインタビュアーです。

 

かなり場数を踏んでいるのか、手慣れた質問で、話の流れを先導していきます。

 

まるで目の前にいるこの職人の人生を丸裸にせんとばかりに、質問で話をドンドンと広げていきます。

質問が進むたびに、カメラマンもちょっとの隙も逃すまいと、パシャパシャとカメラのシャッター音が部屋中に響きます。

 

 

本当にカメラマンの方はたくさん写真を撮るんですね?

 

インタビュアーの質問と一緒に呼吸を合わせるかのように、カメラのシャッター音が同時に鳴り響きました。

 

あれ!?このカメラマン、どこかで見たことないですか??

 

気のせいですかね・・

 

この上の写真は、カメラマンとインタビュアの呼吸がまだまだ合わないのか、カメラマンからの忠告も入って改めて進行が進められました。

 

やっぱりこのような取材というのは、インタビュアーの進行役と主役の大事なコメント、そしてカメラマンとの暗黙の呼吸が重なってこそ、いい記事ができるのだなと感じられる一幕でした。

 

 

少しずつ取材の時間が経過すると、段々と空気も取材らしくなり。

 

インタビュアーの質問と、社長、そしてカメラマンの呼吸が段々と合ってくるようになり、取材に独特の心地よいリズムが生まれます。

 

その他のメンバーも、段々と取材の空気に引き込まれていきます。

 

 

時間が少しずつ経過すると、明らかに空気が変わっていくのを感じました。

 

最初のころのようにお互い言葉を探すこともなく、自然と言葉があふれだすような。

 

自然な流れへと、空気が変わっていったのです。

さらにインタビュアーの質問は、続きます。

 

人生や仕事、会社の生い立ちの質問に始まり。

 

夫婦二人三脚で支えあった創業時代の苦労の話。

 

24歳で、ひげちゃんの誕生の秘話と。

 

インタビュアーの質問によって、ドンドンと、西谷工業の歴史が浮き彫りにされていきます。

 

 

取材もいよいよ佳境に入り、ぐいぐいと話に引き込まれていきます。

 

自然にあふれだす社長の会話に、聴き手が引き込まれ前のめりになり、リアクションも段々と大きくなっていきました。

 

ひげちゃんの誕生秘話から始まり、この職人の人生の話は。

 

いく旅の人生の節目を迎えて、段々と会社経営の話にへと代わっていきます。

 

 

 

 

 

さらに話が進むと。

 

全国でもまれに類を見ない職人が発信するラジオ番組が、全国の番組でも取り上げられたことにも、話が進みました。

 

ここになってインタビュアーの心を揺さぶったものがあったのか。

 

突然、MBCラジオの番組、親方ひげちゃんのお住まい教室についての質問が最後にたたみ込むように続きます。

 

その番組って、地元キー局のラジオ番組ですよね?

 

その番組って全国でも珍しい番組だと思うんですけど、反響はどういったものがありますか?

 

地域にとって、その番組はどういったものなのでしょうか?

 

なぜ、7年もの間、その番組を続けることができたのか?

 

このような質問が続き、インタビューも無事に終わり。

 

 

今回も一人の職人の人生に、多くのストーリーへの収穫があったことに。

 

 

インタビュアーからの取材の手ごたえを感じられたという感想をいただき。

 

インタビューは締めくくられ、場所を変えての撮影に入りました。

 

 

現場に変えての撮影

ヘルメットをかぶって現場にやってきました。

 

撮影は写真メインで、決まったポーズやアングルで写真を撮ります。

 

この職人図鑑は職人一人ひとりの働く手のアップ写真を撮っています。

 

なんかこのカメラマン、どこかで見たような・・

 

誰かに似ていませんか?

 

最後の最後に教えますから、ぜひ今考えてみてください。

 

 

おおぉ~と撮影団をうならせながら、差し出された大きな社長の手と裏腹に。

 

 

現場に出ていたころの社長の手は、もっと大きくゴツゴツしていたそうです。

 

しかし今その手は、少し小さくなったと言いながら差し出されました。

 

でもその手は立派に現場を回していた過去の形跡として、今でもがっしりとした手をしており。

 

その形跡に、偽りはありませんでした。

 

そしてずっとお世話になったカメラマンとのツーショット写真。

 

実はこの方、俳優の永山 瑛太さんの実のお兄さんだということが分かりました。

 

そしてこのお兄さんの名前は、【永山竜弥さん】と言いまして、俳優・写真家の方でした!

 

すごいことに、このお兄さんは鹿児島出身なのだそうです。

 

そうなると、永山 瑛太さんのプロフィールでは、新潟県生まれ、東京都出身って書いてありますが。

 

鹿児島出身だということでした。

 

芸能界って複雑ですね。

どうりで色男なはずです。

 

色男のツーショット!!

 

ここらへんで終わりにしたいと思います。

 

最後までお読みなってありがとうございます。

 

今回の取材記事は人と人との粘着力、マスキングテープでの出会いとふれあいの記事でした。