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寒い冬は浴室暖房乾燥機で、洗濯物も解決!!

寒い冬は浴室暖房乾燥機で、洗濯物も解決!!

知って得する「浴室乾燥機」の便利な使い方

洗濯物の乾かし方といえば、数年前までは日当たりのよいベランダなどに干す「天日干し」が主流でしたが、ライフスタイルの変化や花粉、PM2.5などの影響により室内干しする家庭が増加。
乾燥機能付き洗濯機や浴室乾燥機などの登場により、お日様にあてなくても、洗濯物が乾く時代となりました。

衣類乾燥機(洗濯機一体型、浴室乾燥機など)の普及率は、いまや50%をこえて、おおよそ半分以上の世帯が、なにかしらの乾燥機を持っていると言われています。

浴室乾燥機で“効率よく乾かす”ためのポイント

皆さんは浴室乾燥機で洗濯物を乾かす時、どんな風にしていますか?
洗濯物を干して、「乾燥」スイッチを押すだけ……では、実は不十分なのです。

仕組みを理解したうえで、正しいモード選択や干し方を心がければ、乾燥時間をグッと短縮できちゃいます。
具体的にみていきましょう。

そもそも「乾燥」と「換気」の違いとは?

「換気」はその名のとおり、浴室内の空気を入れかえる機能です。
一方、「乾燥」モードはどういったものでしょうか?
ヘアドライヤーのように“温風を吹きだす”と思っている人も多いようですが、それはちょっとだけ不正解。
乾燥の仕組みについてみてみましょう。

浴室乾燥機における「乾燥」の仕組み

[乾いた温風を室内に吹き入れ、室内の温度を高める]

       ↓

[暖められた空気が衣類の水分を奪う]

       ↓

[また、衣類自体も暖められ、水分の蒸発スピードが上がる]

       ↓

[湿った空気をファンで外へと排出する]

       ↓

[この繰り返しにより洗濯物が乾く]

つまり浴室乾燥機は「浴室内の温度を高めること」と「空気を入れ替えること」で乾燥させているのです。

乾燥モードでは「換気力」が弱いので、浴室内に多く湿気がある状態だと、洗濯物が乾ききるまでにかなりの時間を要してしまいます。
では、短時間で効率よく乾かすためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

「換気」モードで、湿気を追い出そう

洗濯物を干したら「まずは換気にすること」がとても重要です。
乾燥ボタンを押す前に、洗濯物の周りに漂う湿った空気をできるだけ外へ出しましょう。
そうすることで、浴室内の湿度がぐっと下がり、洗濯物が乾きやすくなるのです。

均一に乾く「干し方」を意識しよう

できるだけ早く乾かすためには「何をどこに干すか」が重要に。

たとえば、ハンカチと厚手のスウェットパーカーとではハンカチのほうが乾きやすいといえますね。
でもこれらをとなり同士に干したら、どうなってしまうでしょうか?
トレーナーの湿気の影響で、ハンカチまで長時間生乾き状態になってしまいます。

このように、浴室内は狭くて風も吹いていないので、湿気がとどまりやすく、一緒に干したものの影響を受けやすいといえます。
そうならないために、浴室乾燥機を使う場合は、乾きにくいものを温風の吹出口の真下に干し、乾きやすいものとは間隔をあけるようにしましょう。
全体をなるべく均一に乾かすことが、効率化につながるのです。

乾燥だけじゃない。浴室乾燥機のその他の便利機能
標準的な浴室乾燥機には「乾燥」「換気」「暖房」「涼風」の4つの機能があります。
「乾燥」と「換気」以外はほとんど使わないという方も多いようですが、「暖房」と「涼風」もとても便利な機能です。
季節に応じて、ぜひご活用を。

寒い日のヒートショックを防ぐ

「暖房」は温風を吹きいれ、浴室内を暖める機能です。
寒い冬は浴室内が10度以下になることも珍しくなく、そこへ裸で入ることにより、身体に大きな負担をかけてしまいます。
特に怖いのが「ヒートショック」です。
これは急激な気温の変化により、身体に及ぼす影響のこと。血圧が急上昇し、失神や心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こすことにより、最悪の場合突然死を招くこともあるようです。

安全対策の一つとして「脱衣所や浴室を入浴前に暖めておくこと」が挙げられています。
ヒートショックを防ぐためにも、冷えこむ日は「浴室暖房」をつけるようにしましょう。
ヒートショックは高齢者だけでなく、若い人にも起こりえます。
肥満や心臓病、糖尿病、血圧に問題を抱えている人は、特に安全対策を行なっておきたいものです。

浴室乾燥機がオススメなタイプ

下記にあてはまる方は、導入をご検討ください

その1:洗濯物を外に干したくない

花粉や黄砂、PM2.5などが洗濯物に付くことが気になり、外に洗濯物を干したくないと考える人は少なくないでしょう。

また、洗濯物を外に干すには、毎日物干し竿やベランダの手すりを掃除することが必要です。
その掃除が手間だと感じる人や、忙しくて掃除をしている時間が取れない人にはオススメです。

その2:天気に関わらず洗濯をしたい

仕事が忙しい人や小さい子どもがいる人は、晴れていて洗濯日和の日だけに洗濯をすることが難しい場合も少なからずあります。
天気が良くても悪くても関係なく、自分の都合に合わせて洗濯をして洗濯物を乾かしたい人には、洗濯乾燥機はオススメです。

その3:腰が悪い人

濡れた洗濯物は意外と重さがあるため、腰が悪い人にとっては、洗濯物を持って洗濯機とバルコニーやベランダに運ぶのが大変な場合もあります。
浴室と洗濯機の位置関係が近ければ、濡れた洗濯物を運ぶ負担を減らすことが可能です。

ライフスタイルに合わせて浴室乾燥機の導入を検討しよう

浴室乾燥機にはメリットだけでなくデメリットもあります。
洗濯物を外に干せない、部屋干ししたときの生乾きの臭いが気になるなどの悩みがある人は、浴室乾燥機の設置を検討してみると良いでしょう。

とにかくまずはプロまでご相談ください。
お客様それぞれの細かなお悩みまでヒアリングいたします。

親方ひげちゃんお住まい教室に質問してみよう!