年末年始の防犯対策について
年末年始の帰省や旅行の前に防犯対策を!
我が家の防犯対策をチェックしてみましょう
早いもので季節も12月。気温も下がり一気に寒くなったころ、暦の上では「冬至」を迎えます。
一年で最も昼の時間が短く夜が長い日です。(毎年12/22日頃)太陽の南中高度が一番低くなることから「太陽の力が一番衰える日」と考えられていました。
逆に、翌日からは昼の時間が少しづつ長くなるという事でもあり、この日を境に再び力が甦ってくる。
幸運がめぐってくる。と言うことから「一陽来復(いちようらいふく)」とも言われていました。
また、冬至で食べられる食べ物と言えば「冬至かぼちゃ」と言われるように「かぼちゃ」が有名です。
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない。」とよく聞きますが、これはかぼちゃが栄養面でも優れていてビタミンAやカロチンが豊富で風邪予防になる。と言うところから来ております。
かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存がきくため、冬に栄養を取るために昔は冬至まで一つかぼちゃを残していたものです。
あと一つ冬至に関わる食べ物のお話しがありまます。それは「ゆず」です。
「冬至に柚子湯に入ると風邪をひかない。」という言葉があります。
冬が旬の「ゆず」は香りも強く、香りの強いものは邪気を祓うと考えれており身を清めるのに最適だったのです。
また、寿命が長く、病気に強い柚子の木にならって、「柚子湯」に入り無病息災を祈る風習にもなったと言われています。
「柚子湯」には、血行を促進して体を温めて風邪を予防する効果もあります。
「冬至」は一番寒さが厳しい時期なので、栄養たっぷりの「かぼちゃ」を食べて、「柚子湯」でしっかり温まる。その季節を元気に乗り越える昔の人の知恵だったのでしょう。
また、「冬至」は一番寒さが厳しい時期でもあり何かと気ぜわしく慌ただしくなる時期でもあります。
年末年始のお休みを利用して帰省をしたり旅行に出かける方もいらっしゃるのではないでしょうか。
留守になりがちな季節は空き巣対策が欠かせません。
この機会に我が家の防犯対策を見直してみましょう。
我が家の防犯対策は十分ですか?自宅をまずはチェックしてみましょ
- 立地条件などにより自宅(一戸建ての場合)が周囲から見通しが悪い
- 防犯ガラスの設置・窓格子の設置を行っていない
- 玄関の鍵がひとつしかない
- 玄関の鍵がピッキング防止タイプの鍵ではない
- 屋外に電灯がつかない
チェックが付いたものについては防犯リフォーム対策が必要になります。
特に侵入犯の出入りする窓や玄関には十分な対策が必要です。
ここでは窓と玄関についての防犯対策についてお伝えしたいと思います。
窓の防犯対策リフォームの種類
1.補助錠の取り付け
空き巣にメインの錠を開けられても補助錠があれば侵入までに時間が稼げます。
そしてその補助錠は窓の下側ではなく上部に設置するのがポイントになります。
空き巣から手が届きにくく解除作業がしにくいためです。
2.防犯フィルムの張り付け
防犯フィルムの厚さの目安は327~567ミクロンと言われています。
飛散フィルムは約77ミクロン。飛散フィルムとは用途が違うので購入する場合はご注意を!
3.面格子の取り付け
面格子は、防犯のために取り付ける金属製の柵のことです。
侵入犯はどんなに小さな窓からでも侵入してくるもの。
「小さいから大丈夫」と油断するのではなく面格子を利用して侵入を予防する必要があります。
また見た目にも頑丈にガードしていることが分かる家にはわざわざ侵入しようとは思わないもの。
窓に面格子を付けるのは効果的です。
4.防犯ガラスへの交換
窓からの侵入を防ぐ為の効果的な方法は「破るのに時間が掛かり、割る際に大きな音のする窓ガラス」になります。
そんな機能を持ったガラスを「防犯ガラス」と言います。
防犯ガラスの構造は2枚のガラスの間に強靭で厚い中間膜や特殊な板を挟み込んでいます。
【玄関の防犯対策リフォーム】鍵の交換
玄関防犯リフォーム対策のポイントは「鍵」にあります。
1つのドアに鍵を2つ取り付ける。
防犯性の高いタイプの鍵を取り付けるなどの対策が必要になります。
こんな鍵まだ使っていたら注意!!「ディスクシリンダー」タイプの鍵
ディスクシリンダータイプの鍵は鍵穴の形が「く」の字の鍵の事でピンの両方にギザギザが付いているタイプの鍵になります。
低コストで扱いやすいことから昔多くの場所で利用されていました。
特にアパートなどで多く使われていましたが、ピッキングの標的になりますので以下の鍵に交換をオススメします。