秋からはじめよう!!不用品の整理&収納スペースの効率化
住まいの不用品を片付けて師走の大掃除に備えましょう!
『師走』間近!!年末の大掃除がスムーズに行くようにこの時期にしておきたいこと
「小雪(しょうせつ)」とは、二十四節気のひとつになります。
二十四節気とは、太陽の動きをもとに中国で考案されました。
太陽が移動する道を「黄道」と言い、黄道を24等分したものが二十四節気です。
太陽の動きが、季節と月日に大きくズレが生じない事が分かり、季節の指標として利用されたのがはじまりです。
そこで日本でも二十四節気を暦に取り入れ季節の指標としました。「黄道」を24等分すると節気の間隔が15日となります。
半月ごとの季節の変化に対応できるので、季節や天候に左右されやすい農業の目安として大変活用されていました。
「小雪」は11月22日頃から約15日間を言います。
この時期は、つめたい雨が雪に変わりはじめる頃ですが、寒さはまだ厳しくもなく雪も多くありません。
冬の入り口と考えると良いでしょう。
しかし、「師走」は目の前です。この時期は師走の大掃除が気持ちよく出来るように、住まいの不用品を片付けておくことがポイントになります。
また、収納スペースや「収納効率」を上げる部屋別収納テクニックについて 、今回は『サニタリー編』をご紹介します。
整理整頓のコツ
整理整頓をしない事のデメリット
- 探しモノが多くなる。いつも家族が何かを探している状態になる。余計な時間が掛かる。
- 整理整頓しないことでスペースを無駄に使ってしまう。
- あるモノも探し出せずまた買う。同じようなモノが散乱→お金の浪費に繋がる。
- 散らかった部屋は、精神的な状態にも影響を及ぼす。
整理整頓をすることのメリット
- 必要なモノを直ぐに取り出せる。余計な時間が掛からない。
- 持ち物の把握がしやすく浪費が減る。
- 見た目もスッキリしている。
- 精神衛生上にも良い影響を与えられる。
整理整頓ができる人は、仕事ができる人が多いと言われています。
また、整理整頓をすることで
- 気持ちがスッキリして体調が良くなった。
- イライラしなくなった。
- 仕事とプライベートのメリハリが出来るようになった。
など嬉しい変化が起きた人も多いようです。
部屋は、住んでいる人の心の状態を映し出すとも言われています。
いつもスッキリ過ごしたいものです。
整理整頓のポイント
- 必要なモノだけ買う
- ストックを持たない
- モノの定位置を決める
シンプルにこの3つさえ守れば無駄なお金も出て行きません。
整理整頓ができない人の特徴3タイプ!!
しまい込むタイプの人
何でもしまい込んでしまうタイプの人は、まず「整理」不要なモノを取り除いてから、収納ボックスにしまい込みます。
またこのタイプの人は蓋ナシの収納にするなど、いつも見える状態にするのが良いでしょう。
後で片付けるタイプの人
後で片付けるタイプの人は一時預かりボックスを準備します。
しばらくしても使わない場合は「要らないもの」として「整理」します。
捨てられないタイプの人
そもそも捨てられないタイプの人はモノで溢れてしまいがちです。
「捨てなくてもいい。分けるだけ。」そう思うことが、モノを減らす近道になります。
分けた後は、今「使っているか・使っていないか」で分けますが、「使っていないもの」でどうしても手放せないものは、「優柔不断段ボール」に入れ、保留にするのも一つの手です。
整理整頓のコツ10!!
- モノを必要以上に持たない、増やさない。
- モノの置き場所を決める
- 使ったら、元の定位置に戻す
- モノの置き場所は使用頻度も考えて決める
- モノは使う場所の近くに保存する
- モノを選ぶ基準を明確にする 必要なモノ、不可欠なモノなど決めて選ぶ
- ケースや箱に何が入っているか書いておく
- 整理整頓は数カ月に一回、定期的に不要なモノが増えていないか点検する
- 置き場所に詰め込みすぎないようにする
- 捨てるか迷うものは「保留箱」を準備し入れておく
整理整頓とは
整理とは・・・不要なものを取り除くこと。
整頓とは・・・乱れているモノが整った状態になること。
正しい整理整頓は、
- 不要なモノを捨て(整理)
- モノを整える(整頓)
の順番になります。
このポイントを抑えて次に部屋別収納テクニックを見て行きましょう。
サニタリー編
アイテムが多いサニタリーは、物が入り交ざりがち。
そんなサニタリーの収納をもっと便利に、収納効率を上げる方法をご紹介します。
- 『収納場所が限られるサニタリーはデッドスペースを利用する』
洗濯機上のデッドスペースに収まる棚を設置。タオルや洗濯用洗剤、詰め替え用を収納。 - 『隙間を活かす』
洗面所や脱衣所、洗濯機周りなど、十分な収納スペースが無いケースが多いサニタリー。隙間用のチェストなどを導入する。 - 『備え付けの棚をラックで仕切る』
洗面台下の収納スペースをコの字ラックや突っ張り棒で仕切って、モノを見やすく配置する。 - 『かごやバスケットを利用して見せない収納へ』
収納しているモノの用途ごとにかごやバスケットにまとめておく。
また、人ごとに分けて用意すれば子どもでも取り出すときに迷わずに取り出すことができる。 - 『サニタリー収納をDIYする』
突っ張り棒で棚やつるす収納を追加する。
整理整頓からまずははじめてみよう
「整理整頓」をする為にまず「モノを出す」収納スペースからものを全て出します。
持ち物の量や重複、消費期限などが分かります。
「モノを分ける」使っている・使っていない。で分けます。
不要なモノは取り除きます。ここまでが整理の段階です。
「モノをしまう」ここからが収納になります。
「使っているモノ」だけを使用頻度などを考えながら、出し入れしやすいように、家族が扱いやすいようにしまっていきます。
まずは、整理整頓から取り掛かってみてはいかがでしょうか。