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防災対策と耐震リフォームのすすめ

防災対策と耐震リフォームのすすめ

「処暑(しょしょ)」とは、二十四節気のひとつになります。
例年8月23日頃から9月8日頃までの期間を「処暑」と呼んでいます。
「処」という言葉は、止まると言う意味で、つまり「暑さも収まり、和らいでくる頃」を意味します。

やっと一息付ける頃ではありますが、台風が上陸しやすい時期だとも言われているため、そろそろ収穫を迎える農家にとって農作物の被害が非常に気になる時期でもあるのです。

暦の上ではすでに秋です。

また、9月1日は「防災の日」。
我が家の災害への備えを振り返る良い機会です。

家具の転倒防止や地震対策といった「まさか」の時の為に備えましょう。

家具の置き方、工夫していますか?

2018年6月18日に起こった「大阪北部地震」はまだ記憶に新しいかと思います。
最大震度『マグニチュード6弱』。この地震によって、多くの方が倒れてきた家具や物の下敷きになったり、割れたガラスなどにより大けがをしたりしました。

大地震などが発生したときは「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止策を考えておく必要があります。
また、停電した暗い部屋の中で何かにつまずいて骨折するなど、家の中の家財道具の状態によっては命の危険にもなりかねません。

ちょっとした工夫でいざという時に命が守られたりするものです。
ここでは、家具の設置や、家具の固定のポイントなどをお伝えしたいと思います。
是非ご家庭で取り入れてみてください。

家具の設置・効果的な固定方法

リビングでの地震対策

  • 家具が転倒しないようにしっかり壁に家具を固定する。突っ張り棒などを利用します。
  • テレビが倒れてこないように後ろにベルトで固定する。また「耐震ジェル」や「耐震マット」を敷く。
    テレビ台の下に敷くとジェルやマットが揺れを吸収してくれて倒れる事を防止してくれます。
  • 吊り下げ式の照明器具は要注意です。チェーンなどの補強器具を使って天井に固定します。
    また、照明器具の重量が重いものやガラス製は、落下した時が危険なのでプラスチック製の方が安心です。
  • 扉のない棚には落下防止器具を使って中身が飛び出さないようにします。
  • 窓ガラスには「ガラス飛散防止用のフィルム」を貼る。又は、カーテンをしておくと万が一ガラスが割れたとしても飛散する事を防いでくれます。

キッチンでの地震対策

  • 食器棚自体にも「突っ張り棒」などの転倒防止器具をつけます。また、扉には「耐震ラッチ」を取り付けることで、中身が落ちてきて割れる事を防いでくれます。
    (※「耐震ラッチ」揺れが来ると自動的に扉をロックしてくれる仕組みになっています。)

寝室での地震対策

  • 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにします。
  • 手の届くところに、懐中電灯や靴、ホイッスルなどを備えておきます。
  • 寝ている所に家具が倒れて来ないように、家具の向きや位置を変えます。
    ※ベッドなどに倒れてくる恐れのある家具は向きを変えたりして倒れて来ても被害の無い状態の配置に
  • 廊下や部屋の出入り口など、家具が倒れることによって避難の妨げになる所には家具を置かない。
  • 引き出しや扉のある家具は揺れなどにより中身が飛び出ないように「飛び出し防止器具」を使います。
    転倒防止金具などを利用してしっかり固定したいものです。

あなたの本棚は大丈夫?

子ども部屋やリビングに設置している本棚。
「もし大量の本が落ちてきたら・・・」「倒れてくる可能性がある・・・」と考えたら、とても怖いものです。

本棚の地震対策

  1. 本棚の上に突っ張り棒を設置
  2. 本棚の下にストッパーを挟む。本棚と床の間にストッパーを挟み、本棚をほんの少しだけ壁側に傾けます。この状態で突っ張り棒を設置すれば倒れにくくなります。
  3. 重たい本は下。配置も意識します。

※2のストッパーですが、新聞紙や段ボールを利用して簡単に作ることが可能です。
新聞紙の場合・・・2~3回ほど折りたたみ1~2センチの厚さになるようにして本棚の下へ。
段ボールの場合・・折り曲げて輪の部分を本棚から少し出るように設置。

本当に怖い家具の転倒・落下

1995年に起きた阪神・淡路大震災では、住宅内部での被害が多く、負傷者の約半数46%の人が「家具の転倒・落下」によるものでした。
ガラスの飛散により負傷した人29%を含めると75%の人が家具やガラス飛散が原因でケガをしたことが分かります。

家具の固定、ガラスの飛散防止に取り組んでいればケガをせずに済むかもしれません。
地震はいつ起こるか分かりませんが、その「もしも」の時に備えておくと、危険を回避することができます。
家族を守るためにも防災対策をご家庭でも取り入れて行きましょう。

震災とは、何が起きてからでは遅いのです。地震や災難に備えておくのも大事な予防対策です。

通常のリフォームではなく、「防災対策のための耐震リフォーム」をご検討ください。
弊社までお気軽にお問い合わせください。

 

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