5月が1年でピーク。火山灰対策リフォーム

鹿児島のシンボルのひとつ。それが「桜島」です。
桜島は活火山ですので、いまだに火山活動を続けています。

昨年のNHK大河ドラマでも印象的なシーンで桜島がなんども登場しました。

そんな桜島の火山灰は、例年1月から5月の時期に多く降るという観測データもあり、5月までを乗り切れば、それ以降は落ち着くようです。

「火山灰を回避して快適な住まいを実現したい」そう思う方は、今の時期に火山灰対策リフォームはいかがでしょう？

火山灰対策リフォームのひとつ。
それが、「窓」です。
窓をしっかりリフォームすることで火山灰を防ぐことができます。

そもそも「窓」は、室内に明るい陽射しを届けてくれたり、爽やかな風を運んでくれたり、風景を楽しませてくれたり…。
私たちの暮らしを豊かにしてくれる重要なアイテムのひとつ。
四季のある日本では、季節ごとの風景の移り変わりも楽しむことができます。

その一方で、夏の猛暑や冬の寒波などの気温の変化は、快適な暮らしの妨げとなるもの。
今ある窓に、内窓を取り付けて二重窓にする「内窓リフォーム」は火山灰対策にうってつけです。
また、断熱性能にも効果を示し、冷暖房の効率も高まるため、電気代の節約にも繋がり、内窓の効果は絶大です。

そのほかにも内窓することのメリットがあります。
外の気温が下がると窓ガラスが冷たくなります。
室内の温かい空気が冷たい窓に触れることで空気中の水蒸気が水に変化し結露が発生します。

二重サッシは、窓を二重構造にすることで内窓が冷気を遮断し、暖かい空気を逃がさないようにします。
そうすることで結露の発生を抑える効果があるのです。
また、内窓をつくることで、今ある窓との間に空気の層ができ、大きな断熱効果を発揮します。

二重サッシは使用するガラスによって様々な効果を発揮します。
「遮熱高断熱複層ガラス」を選んだ場合、夏の日差しを約60％もカット。

また、冷房効果もアップするため省エネにも効果が期待できます。
さらに、紫外線量も軽減されるため家族の健康はもちろん、家具やカーペットの日焼けによる色褪せも防ぎます。

内窓のほかにも、火山灰対策リフォームにオススメなのが、サンルームとガーデンルームです。

ともに、自宅の庭に隣接する窓に増設することで、室内に居ながら通常のお部屋よりも太陽光を取り入れやすいように設計されています。

サンルームもガーデンルームもほとんど同じ役割を果たすため、明確に区別はされていませんが、一部をドアとして開放できたり、折戸を全開閉でき庭続きになるタイプのものもあります。

壁や天井が全てガラス張りであったり、壁面のみガラスを採用したりとデザインは様々です。
太陽光を多く取り入れることができる為、家の雰囲気が明るくなったり、天候を気にせずに洗濯物を干したり、ガーデニングスペースにしたり、様々なことに利用できます。

サンルームの中でも、折戸パネルを開閉することが可能なタイプをガーデンルームと呼ぶことが多いようです。
パネルを閉じればサンルームとして使え、全て開ければテラスとして利用する事ができます。
解放的な演出ができる事も特徴になります。

サンルーム&ガーデンルームは、火山灰対策以外でも、お家にとって多くのメリットをもたらしてくれます。

サンルームのメリット

• 花粉や火山灰などから洗濯物を守る
• 天候を気にせずに洗濯物を干せる
• 高い気温を好む植物などを育てることができる
• 冬でも日光が降り注ぎ暖かい

ガーデンルームのメリット

（サンルームのメリットと殆ど変わりはありませんが…）
折戸パネルが全開閉可能なため、晴れの日はテラスとして開放的に。
雨の日はリビングとして活用が可能。天候によって使い分けることができるのが大きなメリットになります。

床をタイル風にしてテーブルをおけば、一気にお店のようなカフェ空間の出来上がり。
壁を黄色やグリーンのような明るい色を使うと、ますます明るい空間を演出できることでしょう。

火山灰対策リフォームとして、「内窓」と「サンルーム&ガーデンルーム」をご紹介いたしました。
日曜大工のように誰でもできるわけではありません。
まずはプロに相談してみてください。
相談することで新たな発見や気づきも生まれます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。