冬こそ重要!!お風呂のお掃除を!!!
いつもキレイなお風呂場にするためのコツ
寒い時期にはあまり時間・労力をかけられない
冬のお風呂掃除。
冬はお風呂場も寒いとあって、他の季節と比較してもあまり時間や労力をかけられないという方も多いかもしれません。
すぐに汚れてしまうお風呂。
どのくらいの頻度でお掃除したら良いのでしょうか?
2種あるよごれ:酸性とアルカリ性
汚れはおおきくに分けて2種類あります。
- 油汚れなどに代表される「酸性」のよごれ
- 水アカなどに代表される「アルカリ性」のよごれ
この2種類のよごれに界面活性剤入りの市販の合成洗剤を使うのではなく、反するものをぶつけて反応させ、中性に近づけて汚れを分解させるのです。
たとえば、油よごれ(酸性)には、アルカリ性の重曹や石鹸を。
またお風呂の水垢(アルカリ性)には、お酢やクエン酸(酸性)を使うとよごれがよく落ちます。
よごれの特性を知ることで化学実験のようになってきて、日々のお掃除がグンと楽しくなってきます。
また、自然由来の安心素材を使ってお掃除したいものです。
浴室のおそうじのコツ・7つのポイント
- 「冷たいシャワーで浴室を冷やす 」
お風呂を使った後は、シャワーや湯船による温かい空気が浴室に充満しています。
浴室全体に冷水シャワーをかけて、温度を下げましょう。 - 「濡れたところは乾拭きをする」
冷水をかけても、気温の高い夏場などはすぐに気温が上がってしまうため、湿気を多く含む温かい空気がお風呂にこもりがち。
カビを増殖させないために、乾いた布で水分を拭き取りましょう。 - 「使用後は換気扇を回す」
湿気を吹き飛ばすために、換気扇を回します。
梅雨や夏場などは、お風呂を使用していないときでも湿気がこもります。
こまめに窓を開けたり換気扇を回したりして、換気を心がけてください。 - 「浴槽にはフタを忘れずに」
温かい残り湯は、お風呂の温度と湿度を上げてしまいます。
湯船にお湯を残す場合、必ずフタを閉めるように習慣付けましょう - 「浴室お掃除のコツ」
浴室は、入浴後すぐにちょっとしたお掃除をすることで、汚れが溜まりにくくなります。
浴槽は、お湯を抜いたときすぐにお掃除すれば、洗剤を使わなくても湯アカが落とせます。
また、壁や床もシャワーをかけてから乾拭きしておけばカビの発生を防ぐことができます。 - 「頑固なカビの落とし方」
タイルやゴムパッキンに生えてしまったカビには、キッチンペーパーをあてた上からカビ取り剤をスプレーして、10分程おきましょう。
素材によっては変色することもあるので、隅のほうで試してみると良いでしょう。 - 「お風呂のカビ予防」
お風呂は高温多湿であり、カビが繁殖するにはとてもよい条件の場所です。
お風呂場にカビを発生・繁殖させない為にも正しい予防法を知る必要があります。
湿気がこもらないよう、日頃から換気扇を回すなどして、換気に気をつけましょう。
また、お風呂上がりに、冷水のシャワーをしておくと、室温を下げることができ、カビ予防に役立ちます。
シャワーの後には、水分を取り除くために雑巾などで水滴を拭き取りましょう。
水回りのお掃除に最適なアイテムをご紹介
- その1「重曹」(アルカリ性)ph8.2
効果/特徴:アルカリ&クレンザー効果あり。
油よごれや汗、手垢よごれなど皮脂汚れに最適です。
水に溶けにくい粉末タイプはザラザラしたクレンザー効果で油をこすり落とします。
洗剤が無かった時代からお掃除に使われてきた天然クリーナー。 - その2「セスキ炭酸ソーダ」(アルカリ性)ph 9.8
効果/特徴:ベトベトした油汚れを落とす。
重曹よりアルカリ度が高く洗浄力が強い。
天然の鉱石からできた天然成分であり、手荒れの少ないアルカリ性クリーナー。
水に溶けやすいためスプレー液を作っておくと便利です。 - その3「クエン酸」(酸性)
水アカや尿よごれ、トイレ掃除に最適です。
レモンや梅干し、お酢などに含まれる酸味の素となる成分。
トイレの黄ばみ(アルカリ性)のよごれも酸の力で中和します。
食べられる成分のため安心してお掃除が出来る天然クリーナー。
スプレー液を作っておくと便利です。