屋根の点検、いつすべき?台風シーズン前に知っておきたいチェックポイント
財津さん:こんにちは。財津美奈です。そして、鹿児島市武岡にある塗装リフォームでおなじみ、西谷工業の代表で、ひげちゃんこと西谷誠さんです。こんにちは。
西谷:こんにちは。
財津さん:よろしくお願いします。先週は、これから迎える台風シーズンの対策についてお話を伺いました。
今週は、より具体的に屋根の点検とメンテナンスについて教えてください。
西谷:まず、屋根の形状によっても対策が異なります。
今主流の屋根材は、コロニアルと呼ばれる薄い瓦のようなものですが、一番高い部分を棟板金(むねばんきん)という金属板で固定しています。
この棟板金は、下に木材があり、その木材を釘で留めることで屋根を支えているのですが…
雨水が釘の隙間から浸入し、木が腐ると棟板金が飛ばされてしまうケースが非常に多いんです。
財津さん:なるほど。築年数によって、点検が必要な時期も変わりますよね。
「このくらい経ったら点検したほうがいい」という目安はありますか?
西谷:これは価値観にもよるのですが、私たちは塗装のタイミングを目安にすることをおすすめしています。
大体12~15年ごとに1回メンテナンスをするのが理想ですね。
ここで重要なのが、塗装の目的です。
ただ見た目をきれいにするためではなく、家の状態を点検し、悪い箇所を見つけるために塗装するんです。
しかし、多くの方が塗るだけで終わらせてしまうんですね。
1回目、2回目の塗装のタイミングでは、業者としっかり話し合い、必要な修繕をすることが大切です。
財津さん:屋根の被害に遭う家の共通点として、やはり点検をしていない家が多いのでしょうか?
西谷:そうですね。
特に台風時は風向きの影響もありますが、点検をしていない家ほど被害が大きくなり、修理費も高額になりやすいです。
また、見落としがちなのがベランダの床や手すりの上です。
一見、屋根とは関係なさそうですが、実は屋根と同じように雨が直接当たる部分なんです。
庇(ひさし)やちょっとした出っ張り部分も、劣化すると雨漏りの原因になります。
「屋根だけでなく、雨が当たるすべての場所が点検対象」と考えておくと良いですね。
財津さん:なるほど。屋根だけでなく、ベランダや庇も点検が必要なんですね。
やはり、気になることがあれば早めに専門家に相談するのが一番ですね。
西谷:はい。小さい不具合のうちに対処すれば、大きな出費を防ぐことができます。
少しでも気になることがあれば、遠慮せずに相談してください。
財津さん:皆さんも、気になることがあれば早めの点検を!
お住まいに関するご質問などがございましたら、西谷工業までお問い合わせください。
電話番号は 0120-55-1152です。お気軽にご相談ください。
ひげちゃん、ありがとうございました!
西谷:ありがとうございました。
財津さん:「親方ひげちゃんのお住まい教室」。この番組は西谷工業の提供でお送りしました。