工務店やリフォーム会社のチラシやホームページにはよく「お気軽にご相談ください!」と書いてあります。
しかし前述したように、「お気軽に」「なにも考えずに」そういった相談会に出かけても、双方共にあまりメリットはありません。
リフォーム会社との相談会を十分な成果を得るためには、大前提として、お客さま側が「自分のニーズをしっかり理解できていること」が不可欠だからです。
リフォーム会社はその「お客さまのニーズ」を(アンケートを書いてもらったり、質問攻めにして)ほじくるように聞きだし、理想を実現するためのベストな案を考えてくれます。
でも工事を頼む側のお客さまが「どんな家にしたいのか」、もしくは「どんな部屋に生まれ変わらせたいのか」を、しっかり頭の中のイメージを言語化できていないと、そういったアンケートや質問にたいしても、曖昧にしか答えることができませんよね?
そして、「お客さまがなにをやりたいのか」理解できないと、業者にとっても価値ある提案ができるはずがありません。
ハウスメーカーやリフォーム会社は、設計や施工に対してのノウハウを持っています。
不動産取引、助成金などの資金調達に詳しいスタッフがいる場合もあります。
しかしそれらプロのスキルや知識が活きるのはあくまでも「お客さまが、自分がなにをやりたいか、しっかり理解できている」場合です。
リフォームのゴール、「どんな家が欲しいのか」というゴールを設定するのはあくまでお客さまである、あなたなのです。
それさえ分かれば業者側としては、お客さまが無事、そのゴールに辿り着けるよう、プロとしてアドバイスをしてサポートしてくれます。
しかし、施工する業者側があなたに代わってあなたのゴールを設定することなんてできません。
業者側としては、あなたがどんな生活をして何をどのように望んでいるのか、どんなライフスタイルをおくりたいのか、知る由もないからです。
そのため自分の家を建てる、もしくはリフォームの成功には、2つの条件が必要です。
リフォームを成功させる
2つの条件